約 2,702,243 件
https://w.atwiki.jp/rangers-strike/pages/1509.html
XG3-103 ライジンゴー Sビークル パワー2 ノーマル 追加条件 【噛みつき】 自軍バトルフェイズ中、このビークルが自軍ラッシュエリアでライドされていなければ、 自軍コマンドを1つホールドしてもよい。そうしたとき、このターン、 これは本来のテキストを持たないSユニットとして扱い、次の情報とテキストが追加される ⇒「BP2000」「SP空欄」「ウイング」 メカ/獣/昆虫/航空機 アーステクノロジー イナズマン フレーバーテキスト 獣や恐竜じゃない!車…いや飛行機か!とにかく噛み付いてきやがったんだ! 備考・解説 イラスト 岩本 佳浩 収録エクスパンション XGATHER ザ・Wインパクト 自販機&パック 関連カード Q&A Q: A:
https://w.atwiki.jp/oneesans/pages/152.html
少し時間を遡ります。 僕とちぃちゃんがえっちしてる間に起こっていたことです。 友理奈が僕に教えてくれたんです。 「なあに?熊井ちゃん?」 佐紀ちゃんがちょっと不安そうにあたしを見ています。 「あのね、日曜日のお礼言っとこうと思って。ありがとう、佐紀ちゃん。」 あたしがそう言うと、佐紀ちゃんはほっとした表情であたしに近付きました。 「よかった・・・土曜日のこと怒られるかと思ってたの。ほらっ、彼氏も同じ心配してるよ。ちらっとこっち見てたもん。」 「相手が佐紀ちゃんだから許したんだよぉ・・・でも、ほんとはちょっと怒ってるんだからぁ・・・」 あたしがちょっと怒って見せると、佐紀ちゃんは俯いてしましました。 「そうだよね・・・ごめんね熊井ちゃん・・・」 あたしは慌てて佐紀ちゃんを抱きしめ、佐紀ちゃんの顔を上げさせて見つめました。 「あのね佐紀ちゃん、それはもういいの。それより聞いて欲しいことがあるの。」 「なに?」 「うん・・・あのね・・・」 いざ話そうとすると、やっぱり恥ずかしくって・・・でも、やっぱり言わなきゃ! 「日曜日に・・・お尻に入れられちゃったの・・・おちんちん・・・」 「えっ?・・・」 佐紀ちゃんが驚いてあたしを見ています。やっぱりびっくりするよね・・・変だよね、お尻なんて・・・ 「熊井ちゃん痛くなかった?気持ちよかった?」 「えっ?・・・気持ちよかったの・・・変なのかなぁ?・・・あたし・・・」 興奮気味に聞く佐紀ちゃんにつられちゃって・・・つい気持ちよかったこと言っちゃった・・・ 「あぁんっ!いいなぁ、熊井ちゃん・・・あたしもしたいなぁ・・・アナル・・・」 佐紀ちゃんがいつものえっちな目になって、あたしを見つめるんです。 「佐紀ちゃん、お尻でえっちって変じゃないの?」 「全然変じゃないよぉっ!いいなぁ・・・」 えっちに詳しい佐紀ちゃんが変じゃないって言うんだもん。よかったぁ・・・あっ!そうだっ! 「佐紀ちゃんもしてみる?お尻で・・・」 「いいのっ?!」 嬉しそうに見つめる佐紀ちゃんに、あたしは笑って頷きました。 「あぁんっ!ありがとう熊井ちゃぁんっ!」 「あんっ!あたしと佐紀ちゃんの仲じゃない。遠慮しないで。」 あたしに抱きついて、おっぱいに顔をグリグリしている佐紀ちゃんの頭を撫でていると、佐紀ちゃんが突然顔を上げました。 「あのね、熊井ちゃん・・・」 「なあに?」 あたしが聞き返すと、佐紀ちゃんは真顔に戻ってあたしを見つめました。 「みやが・・・みやが今日までなの。それで、ちぃは怪我してるし、桃は来週いっぱい来ないし・・・」 「うん。それで?」 「みやにお尻させちゃだめ?」 佐紀ちゃんが「いいよね?」って感じで聞くんです・・・つい頷いちゃいました・・・ 「でもなんで?」 「だって・・・あたし1人であの子の相手だと・・・またいかされて、泣かされちゃうもん・・・」 佐紀ちゃんは恥ずかしそうに目を逸らしたあと、もう1度あたしを見つめました。 「もう1人誰か居ないと練習になんないのっ!」 なんだか妙に佐紀ちゃんが可愛くって・・・キスしちゃった・・・ 「・・・ん・・・でも佐紀ちゃん・・・みやがいいって言うかなぁ?みやって案外恥ずかしがりでしょう。」 「それは熊井ちゃんさえ協力してくれれば大丈夫よっ!」 そう言って佐紀ちゃんはあたしから離れ、鞄からベルトの着いたおちんちんの形の物を取り出しました。 「そっ、それは?・・・あっ!・・・」 「分かっちゃった?さすが彼女ね。あの子のおちんちんで作ったちん太くん2号とV3よっ!」 佐紀ちゃんはそう言って1本をあたしに渡しました。 「あたしと熊井ちゃんで、みやをお尻好きにしちゃえばいいのよっ!」 佐紀ちゃんはそう言ってあたしに抱きつき、耳元に口を寄せて囁きました。 「みやのお尻の処女は、熊井ちゃんにあげるから・・・ねっ。」 みやの処女・・・この言葉に、あたしは佐紀ちゃんを見つめて頷きました。 「じゃあ、みや呼んで、お風呂で・・・」 「うんっ!」 あたしと佐紀ちゃんはちん太くんを隠し持って、寝室のみやを呼びに行きました。 前へ TOP 次へ 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/actors/pages/15345.html
マノ・シーンゴーエンをお気に入りに追加 マノ・シーンゴーエンのリンク #blogsearch2 マノ・シーンゴーエンとは マノ・シーンゴーエンの41%は心の壁で出来ています。マノ・シーンゴーエンの35%は知識で出来ています。マノ・シーンゴーエンの14%はやさしさで出来ています。マノ・シーンゴーエンの10%は鍛錬で出来ています。 マノ・シーンゴーエン@ウィキペディア マノ・シーンゴーエン マノ・シーンゴーエンの報道 gnewプラグインエラー「マノ・シーンゴーエン」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 マノ・シーンゴーエンのキャッシュ 使い方 サイト名 URL マノ・シーンゴーエンの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ マノ・シーンゴーエン このページについて このページはマノ・シーンゴーエンのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるマノ・シーンゴーエンに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/berryzhelloden2/pages/114.html
192 名前:名無し募集中。。。:2009/06/28(日) 02 05 03.85 0 夏焼君の話 僕は電車が嫌いだ。 かといって学校へ行くのに他の交通手段はない。 歩くのも自転車も勘弁願いたい。疲れるのはご免だ。 だから仕方なく電車に乗る。 夕方はまだいい。時間を間違えなければ空いている電車に乗れる。 だが、朝はそうはいかない。電車を選んでいられるほどの余裕はない。 満員電車。僕の嫌いな満員電車。 朝は必ずそれに乗る。すると必ず・・・。 299 名前:名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21 50 42.88 0 178 夏焼雅 を少し書いてみた 巨大な屋敷の玄関は牢獄の扉。 この巨大な鳥かごの中に捕らわれている哀れな観賞用の鳥。 それが僕。ナツヤキミヤビ。 「おかえりなさいませ、雅様」 「ただいま、みうなさん。『雅様』はよしてって言ってるじゃないですか」 誰もが見とれてしまうであろう美少年の微笑みに、メイドが顔を少し赤くして 「雅様こそ、『さん』づけはやめて下さいって言ってるの聞いて下さらないじゃないですか」 二人は顔を見合わせプッと吹き出した後 「旦那様が書斎でお待ちですよ」と告げられる。 その時、俯きながらも笑顔で返事をする夏焼の瞳に黒い炎が灯るのを気付ける人間はいないだろう。 たった1人をのぞいて。 300 名前:名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21 51 38.04 0 「ただいま帰りました。」とこの家の主人に挨拶を告げ、書斎の鍵を掛ける。 観賞用の鳥が憶えたいつもの習慣。 「わかっているね?」と告げられると「はい。」と深く一礼をし、服を脱ぐ。 学ラン、ズボン、下着までも全て脱ぎ捨てて、この男の前で一糸まとわぬ姿になる。 夏焼のこの世のモノとも思えぬほど美しい全裸姿を凝視しながら、男が舌なめずりをして近づいてくる。 「おまえは私のモノだ、雅。私の芸術品だ。誰にも触れさせたりはしていないだろうね?」 そう言いながら無毛の男性器を乱暴に掴まれ、全身をくまなく舐め回される。 せめてシャワーを浴びさせて欲しいと懇願した事もあったが無駄だった。 「はい、雅はご主人様の物です」 「この髪も、この顔も、そしてこの美しい瞳も」 とりわけ夏焼の瞳を愛していたその男はそう言って、人差し指と親指で夏焼の瞼を拡げ 舌ベロを突きだして眼球を舐め始める。 「はい、すべてご主人様の物です」 そう返事をする黒い炎を灯した夏焼の瞳に映る物は、ただひたすらの虚無だった。 カゴの中の鳥は教えられた通りに、唇を求められれば積極的に舌を絡め、 射精時には「イく」と告げ、「嬉しいです、ご主人様」と言って男の物を飲み干す。 まだ慣れていない頃に、咳き込んで零してしまった事があった。その時、妹の名前を出された。 以来、男の前で粗相をしたことはない。 夏焼雅の瞳は、目の前に拡がる虚無をただひたすらに見つめ続けるだけだった。 途中はWebで 302 名前:名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 21 52 23.81 0 夏焼が養父を惨殺した事が発覚し、パトカーに囲まれるベリ高。 出頭するため、みんなに別れを告げ独りぼっちで校庭を歩いていく夏焼雅の前に立つ1人の長身の男。 「おまえが一言、いやだと言えば・・・俺があいつらを全員片付けてやるぜ」 警官隊の方をちらと見たあと、長身の男は夏焼の目を真っ直ぐに見つめている。 「熊井・・・くん」 この男ならやるだろうと思った。 日本中を敵にまわしてもこの男―熊井友理也―なら僕のために本気でやってくれるだろうと思った。 「ごめんねw熊井くんww」夏焼の目に涙が光っていた。 それが夏焼雅の最後の言葉だった。 こ・こ・これが鈴木さんの夏コミの新刊の内容らしいわよ!!! 256 名前:名無し募集中。。。:2009/06/29(月) 01 10 15.54 0 「んっ・・・はぁぁっ・・・くぅ・・・んー、んぁっ」 裏番だの、先生に信頼されてるだの、風紀委員だの、 女に人気だの、俺の前ではそんなの関係ねぇ。 今俺の目の前にいる夏焼は腰をくねらせて 頬を上気させて目を潤ませてとてつもなくいやらしい顔をしている。 男のクセに随分と艶っぽい声で鳴くものだから 女を相手しているような気分になってしまうが カラダの中央で自己主張しているソレは隠し様がなく、 あぁ、こいつは男なんだと現実に引き戻される。 だが、夏焼は女なんかよりもずっとずっと美しい。 その美しい顔を心ゆくまで堪能してやりたい。 快感と欲情にまみれた誰にも見せない、俺だけが知っている顔。 「ほら、早く咥えろよ」 「う、うん・・・やっぱり大きいね熊井くん・・・おいひぃ・・・ジュル」 341 名前:名無し募集中。。。:2009/06/30(火) 01 15 45.75 0 誰もいない教室。 夕日の差し込む教室に嗣永の小さな声が響いた。 「・・・ごめん」 「な、なんでだよ嗣永!」 熊井は焦ったような顔をして嗣永に詰め寄る。 「僕、熊井くんが好き・・・」 嗣永は熊井の目を見て言った。 微かに熊井の頬が赤くなる。 「だったら!」 「でも・・・ごめん」 「嗣永!理由言えよばか!」 熊井は嗣永の胸倉を掴んで引き寄せた。 「・・・ごめんね、熊井くん・・・夏焼君にも同じこと言われたんだ」 「じゃあお前夏焼のとこに・・・行くのか?」 「ごめん・・・」 また小さな嗣永の声。 熊井はその言葉でその場に崩れ落ちた。 嗣永はまた小さく謝ると教室を後にした。 BLライトノベル風でした 続きません 514 名前:名無し募集中。。。:2009/07/01(水) 23 37 11.36 0 高橋「久住ぃ…?聞いたことないのぉ…」 新垣「アンタが人の話聞かないからだよ!」 高橋「そいつがなんや?ワシにケンカ売る言うとるんかガキんちょ」 新垣「言ったそばから…あーそうだよ、アンタのことヘタレだなんだって言いふらしてやがる」 高橋「ほーけぇ…ほなかるーく潰したらんとのぉ?その…そいつはどこにおるんじゃ」 新垣「く・す・み!ナメてかからない方がいいと思うけどねー?まぁついてきなよ」 モー商の内戦はこうして始まるのかな 547 名前:名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 00 37 11.66 0 高橋「おい田中…」 田中「なっ、なんと?(ドキドキ」 高橋「なすび食うた時にな…舌がダコダコんなるやろ…ワシアレが無理なんやが」 田中「あ、あぁ、アレね(テキトウニアワセルッチャ!」 高橋「わかってくれるか!ほーかほーか!いやー他は誰もわかってくれんでのー! やっぱ東京モンにはこの感覚わからんかの!お前は親友じゃあ!」 田中「は、はぁ…(キ、キニイラレテシモウタ…」 こんな感じか 648 名前:名無し募集中。。。:2009/07/02(木) 03 25 53.60 0 矢島が熊井に対して心底嬉しそうな顔をしているのを見た夏焼君の行動 夏焼「矢島君きれいな顔だね・・・」 矢島「わ、近い!いやいや夏焼君のほうがキレイじゃないか!」 夏焼「!・・・ぼくは矢島君みたいな強くて美しい男(ヒト)に好きになってほしいよ・・・」 矢島「え?何言ってるの。やだなぁもう大好きだよー!仲間じゃないか!ハハ」 夏焼「やれやれ、キミには色が通じないみたいだな」 夏焼「(鼻が触れそうなところまで逆に近づかれてぼくがドキドキしてしまった・・・彼は苦手だ・・・)」 熊井「ばーか」 718 名前:名無し募集中。。。:2009/07/03(金) 02 11 03.13 0 本来なら『矛盾』の故事の盾のような岡井君だけど 菅谷君との喧嘩は稚拙そのものなのよ 夏焼「子供の喧嘩だなwかっわいいww」 嗣永「僕は?」 夏焼「かわいいかわいいw」 矢島「ボクはっ?」 夏焼「か、かわいいよ・・・」 熊井「夏焼の急所だな」 749 名前:名無し募集中。。。:2009/07/03(金) 19 56 52.71 0 夏焼「僕からはこれをプレゼントするよ」 須藤「本?」 夏焼「Marquis de Sadeさ 原文だよ」 須藤「まる・・・読めるか!」 755 名前:名無し募集中。。。:2009/07/03(金) 21 53 24.28 0 熊井「エバンゲリオンってなんだ?」 須藤「エヴァンゲリオンだ!エヴァだエヴァ!おら言ってみろ!」 熊井「エ、エヴァ・・・ンゲリオン」 須藤「良し!さすがだな熊井!」 熊井「お、おう・・・」 850 名前:名無し募集中。。。:2009/07/05(日) 00 39 50.24 0 道重くんが夏焼くんにマジボレして味方になったりしたら萌え死ぬわ私!! 894 名前:名無し募集中。。。:2009/07/05(日) 15 23 29.23 O 850 道重「あんたたちの力になりたくて教えたんじゃないわよ!ワ・タ・シの夏焼くんに教えた場にあんたたちがいただけなのよ~おわかり?」 夏焼「はぁー・・・」 徳永「ギャハハハ!モテる男はつrイダァーッ!!」 夏焼「ほんとつらいよ。嗣永僕を守って。僕は君のものなんだから」 嗣永「え?あ、まも、ハフゥッ・・・」 熊井「そのへんにしとけ」 夏焼「ごめんね熊井くんw」
https://w.atwiki.jp/gold01/pages/23.html
誕生石 とは、1月から12月までの各月に因む宝石である。自分の生まれた月の宝石を身につけるとなんらかの加護があるといわれている俗習の一種である。 概要 今日の誕生石は1912年に米国宝石商組合で定められたものを基にして、1952年にアメリカ宝石小売商組合など複数の団体によって改訂されたものが基準となっている。誕生石の種類は国によって若干の違いがある。日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が制定した誕生石が古く、サンゴ(3月)・ヒスイ(5月)が追加されている。イギリス・フランスでは、水晶(4月)・カーネリアン(7月)が追加されている。実際の誕生石の由来や加護の是非に全く関係なく、宝石商たちの販売戦略に深く関わりがある。 起源 誕生石の起源には占星術や地域説などの諸説があるが、明確に文書として残っているものにそれぞれの聖書がある。 旧約聖書の出エジプト記には以下のように記されている。 次に、金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使ってエフォドと同じように、意匠家の描いた模様の、裁きの胸当てを織りなさい。それは、縦横それぞれ一ゼレトの真四角なものとし、二重にする。それに宝石を四列に並べて付ける。 第一列 ルビートパーズエメラルド 第二列ざくろ石サファイアジャスパー 第三列オパールめのう紫水晶 第四列藍玉ラピス・ラズリ碧玉 これらの並べたものを金で縁取りする。これらの宝石はイスラエルの子らの名を表して十二個あり、それぞれの宝石には、十二部族に従ってそれぞれの名が印章に彫るように彫りつけられている。 ──旧約聖書 新共同訳 28章17〜21節 新約聖書に記されているエルサレムの城壁の土台石に飾られている宝石に因むという説がクリスチャン人口の多いアメリカならではの有力な説である。 都の城壁の土台石はあらゆる宝石で飾られていた。第1の土台石は碧玉、第2はサファイア、第3は玉髄、第4は緑玉、第5は赤縞めのう、第6は赤めのう、第7は貴橄欖石、第8は緑柱石、第9は黄玉、第10は緑玉髄、第11は青玉、第12は紫水晶であった。 ──新約聖書 ヨハネの黙示録新共同訳 21章19, 20節 各月の誕生石 各月の誕生石を次の表に示す。複数の誕生石がある月もある。 1月 ガーネット(柘榴石) 2月 アメシスト(紫水晶) 3月 アクアマリン(藍玉) コーラル(珊瑚) ブラッドストーン(血玉、血玉髄) 4月 ダイヤモンド(金剛石) クォーツ(水晶) 5月 エメラルド(翠玉、緑玉) ジェイド(翡翠) 6月 パール(真珠) ムーンストーン(月長石) アレキサンドライト(金緑石) 7月 ルビー(紅玉) カーネリアン(紅玉髄) 8月 ペリドット(橄欖石) サードニックス(紅縞瑪瑙) 9月 サファイア(青玉) 10月 オパール(蛋白石) トルマリン(電気石) 11月 トパーズ(黄玉) シトリン(黄水晶) 12月 ターコイズ(トルコ石) ラピスラズリ(瑠璃、青金石) ブルートパーズ ジルコニア タンザナイト(灰簾石) 目次 トップページ アクセサリー スタイル アクセサリー ジュエリー リング 指輪 ピアス イヤリング ネックレス ペンダント ブレスレット ブローチ メンズジュエリー 誕生石 ペアリング 婚約指輪 結婚指輪 マリッジリング エンゲージリング ピンキーリング ダイヤモンド ダイアモンド ダイヤ ダイア ジルコニア キュービックジルコニア シルバー ゴールド ホワイトゴールド ピンクゴールド プラチナ 加藤夏希 平山あや 外部ウィキ アクセサリー ジュエリー リング 指輪 イヤリング ピアス ネックレス ペンダント ブレスレット ブローチ 誕生石 ペアリング 婚約指輪 結婚指輪 マリッジリング エンゲージリング ピンキーリング ダイヤモンド ダイアモンド ダイヤ ダイア ジルコニア キュービックジルコニア シルバー ゴールド ホワイトゴールド ピンクゴールド プラチナ 加藤夏希 平山あや アクセサリー通販ショップ ダイヤモンドのリング・ピアス・ペンダント・ネックレスなら、セール価格のジュエリー通販ショップ 「アクセサリースタイル」 リング 指輪 イヤリング ピアス ペンダント ネックレス ダイヤモンド 誕生石 メンズジュエリー 加藤夏希 me. 平山あや with me. メンズジュエリー L&Co 婚約指輪 結婚指輪 マリッジリング エンゲージリング ピンキーリング ダイヤモンド ダイアモンド ダイヤ ダイア ジルコニア キュービックジルコニア 引用元サイト このページの情報の一部は、wikipedia 2008/07/22 から引用しています。
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/765.html
前へ 鬼のような形相で生徒会室に入ってきた熊井さんは、まず、室内にいる全員の顔をぐるりと見渡した。 「いい?人の嫌がることをするとね、必ず自分に返ってくるんだから。 神様はちゃんと見ているの。わかった?」 うふふふ、憤る美女、何て素敵な横顔なんだろう。 だけどまだ、誰が“犯人”だかはわかっていないらしく、少し小首を傾げたあと、「よーし・・・」と気合を込めなおす熊井さん。 「そんなに言うなら、仕方ない」 「誰も何も言ってないよ、熊井ちゃん」 「まーさはそこで見守ってて!うち、今、人相学の勉強してるんだよね。将来は顔相師として食ってくつもり」 「ラッパーはどうしたんでしゅか」 「あー・・・。じゃあ、診断結果をラップで伝える的な」 「・・・なにあれ」 遥ちゃんが、苦い表情で熊井さんを見ながら耳打ちしてくる。 「熊井さん、素敵な方でしょう?」 そう答えると、ますます遥ちゃんの眉間の皺は深くなる。 正義感溢れる、素敵な先輩じゃないの。遥ちゃんたらわかってないんだから。 「よーし、では診断結果。 まず、お嬢様とまーさはクリア。優しさが滲み出てるからね。 あと、あなたも大丈夫」 私を指さした熊井さん、眼力を弱めて、にっこり笑いかけてくださった。 「あら、よかったです。うふふふ」 「ずりーよ、みずきちゃんだけ!てかあたしも違うんで!」 そんな熊井さんに猛抗議を仕掛けるのは、遥ちゃん。 「いやー、だって、あなたと舞ちゃんは・・・」 「おいコラ熊井、なんで舞が巻き込まれるんでしゅか」 「だって、どう見てもハンターの目をしてるし」 「まあ、そうなのかしら?もう、舞ったら・・・」 「なにがそうなのかしら?だよ!ちしゃとは何でも信じすぎ!」 あらあら、うふふふ。楽しくなってきちゃった。 私、何でここに呼ばれていたんだっけ?こんな生徒会漫才をライブで拝見できるなんて、なかなかないことだ。 「・・・よし、熊井ちゃんの気持ちはよくわかった」 しかし、いつまでもこう、とりとめのないやりとりを続けていられないのもまた事実で。 須藤生徒会長が、キリッと表情を引き締めて、ひとつ咳払いをした。 「いい?熊井ちゃん。私はこれから、物事の時系列を整理するために、自分が得ている情報を、一個一個言っていくからね。 ただし、誰かを責める意図はないから。何か気になることがあっても、まずは最後まで、私の話を聞いてくれる?」 ――やるな、まーさママ・・・ 萩原先輩の唇が、そう小さく動いた。 「うーん、でもぉ」 「誰が悪いかよりも、未来の事を考えるのが大事だからね。フクちゃんの言うとおり!」 ね?と私にウインクしてくる須藤先輩。・・・ああ、何て器の大きい・・・。 「んー、わかった!まーさがそういうなら、うちもそう思う!」 この通り、熊井さんも無条件で納得してくださったみたいですし。 個性派ぞろいの生徒会において、どちらかといえば控えめな印象だったけれど、とんでもない。 まず、勤まらないだろう。普通の心臓の持ち主では。 これは、私のオリジナル生徒会ペディアを更新しておかなければならないみたいだ。 「じゃー・・・まず、ね。最大の争点になると思うんだけど」 須藤先輩は起立して、小もぉさんたちのところまで歩いていった。 「宮本さんのコートを踏んづけて、足跡をつけたって、あなたたち。 本当なの?」 「それは・・・」 佳林ちゃんがぎゅっと目をつぶって、千聖お嬢様の腕にしがみついているのがわかった。 誰も何も言わない。 あんなに怒っていた遥ちゃんも、熊井先輩も(こちらはもしかしたらただ単にもう飽きt)。 じっと待つという、須藤先輩の姿勢に、みんなが無意識に倣っているかのようだった。 「・・・コートは、私が踏みました」 やがて、小もぉの中で、背の高い子がおずおずと手を挙げた。 「ほら見ろ、やっぱり・・・」 「遥ちゃん、だめよ」 「あべしひでぶ」 即座に手刀を御見舞いして黙らせる。 一瞬怯んだ小もぉの彼女も、それで再び口を開いた。 「でも、でも、わざとやったわけじゃないんです。 放課後、帰る準備してたら、教室の後ろのコート掛けから、佳林のコートが落ちちゃって。 それをうっかり踏んでしまったんです」 ――嘘くせぇ。 遥ちゃんが私にだけ聞こえるぐらいの声でつぶやく。 「そっか。でも、それなら手ではたいてあげれば、その程度の汚れは落ちたんじゃない?」 「それは・・・」 「・・・佳林に、あなたたちの気持ちに気がついてほしかったということではないかしら」 そして、しばらく口をつぐんでいたお嬢様が、小もぉさんたちに目を向けた。 いつものふわふわした声。だけど、どこか重く響いて、一番の部外者の私でさえ、少し緊張を覚えた。 「どうなのかしら」 「は、はい!」 「そう・・・。 それで、その思いは、じゅうぶんに伝わったようだけれど。佳林はさっき、私みたいな頼りない人間の前で、泣いていたわ。これで満足できたのかしら」 一瞬で、室内の空気が凍った。 怒鳴るでもなく、表情も変えずに淡々と喋り続けるお嬢様。 「故意ではなかった、と言うのだから、そうなのでしょう。 だけどね、佳林はあなたたちのことを、大切な友達だと思っているのよ。 それが、どういうことなのかわかるかしら」 「そ、そうだそうだ。お前らは、佳林の心を踏んづけたんだからな。わかってんのか(裏声)」 ――あらあら、遥ちゃんたら、健気な子。 当の本人たちはというと、すでに小もぉさんたちは全員青ざめて、ひっくひっくとしゃくりあげてしまっている。 無理もない。 遥ちゃんの追撃はともかく、お嬢様からの厳しいお言葉。そして、殺戮ピエロが降臨した状態の萩原さんにまで睨みつけられて、並みの人間じゃ、こんな状況は耐え切れないだろう。 佳林ちゃんはというと、涙目になって、うつむいている。 プライドの高いタイプであろう彼女の心境を想像すると、少々可哀想な気もするけれど・・・ふわふわと綿雲みたいに穏やかな千聖お嬢様に、ここまで庇われるというのは、それはそれでうらやましかったり。 「まあまあ、それぐらいにしてあげなさい」 そんな中でも、須藤生徒会長は、やっぱりあくまで落ち着いていた。こんな状況なのに、笑っている。 それは不謹慎とかじゃなくて、そうすることで、少しでも空気を柔らかくしようとする思いやりのように感じられた。 ちなみに熊井先輩は寝・・・深く目を閉じて、睡m・・・いや、何かじっくりと考えている御様子。 「・・・ごめんなさい」 「気にすることないっすよ(裏声)」 生徒会長の言葉で、千聖お嬢様もいつもの柔らかさを取り戻したようだった。 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/yaruopokenaru/pages/341.html
-=ニ ≧ 、 >x \ __ ヘ ` …― - ミ ‐==ニ ` x__ -=ニミ / / 丶__ \ / / ,r‐ { ヽ ヽ \ ゚。 / / /, / / | | | k \. | / / / / / |. l__ ! |、 l __ ! | l ヽ ∨! | / /l / ! |´| 厂 ハ トキ `! | } | | | |/ | イ | l y=≠ミ Ⅵ ⅵ≠ミ、 .| ト Vゝ / { / l | { |. レ、 N' iノ / } iノ / } j イ. \ V. / / 从ヘ. ! !\! 乂乃 乂乃 / /)| \ ', / / l Vヽ. | ト""" ' ""// /' | \ 丶 / ; 小/.\|ヘ { ̄j イ/ / ! l /`ー-- / / / / ≧o。 。ィ´/ / | ! / / / ; /-ァ¬テ八_ -‐ ´/ / .| l / ; / ! |/ | ノ∧ . イ λ. l l / | ′ ムイ__| ===大=ハ/ l /∧ | V{ | | 〃/ ミ /¨lトヽx. .l ! ∧ ! ∧! {. | 〃 | J〃 Y}/ l l | Ⅵ l| ∧ l/ r‐ト __ノ从 ___ / r从|¨ ̄ l ‘, . Y' / /. У ] / ;' ‘,| | ノ / } } / / リ |. / | ! / / / | / | lr′ / l_ イ ゚。 / ノ ∨ / /\ \____ イ / >ァ,_ 」 / / l | ̄ ̄| ̄ ̄ \ / / / | | \ / /. /. | | \ ヽ / / | | 〉 107スレ目(87日目)に登場。フルネームは「アリシア・テスタロッサ・ハラオウン」。 フェイトの妹で、レヴィとは双子の姉妹(姉)。ただしどちらが姉かはあまり気にしていない模様。 父親はいない。母親はプレシア博士という有名な研究者。 レンジャーの一員。Lvは3。 レヴィよりは若干大人しいが、元気で明るい娘。 休みの日にはレヴィとリニスとおでかけてしている。 同僚のレンジャーの中では木之本桜と仲がいい。 111スレ目(105日目)、レヴィ・アリシア・シュテルの三人同時に告白し、やる夫の恋人になった。 136.5スレ目(195日目)、レンジャークエスト「変種虫ポケモンの調査」で再会。パートナーポケモンがエモンガと判明した。 クエスト中、サテラとコジョフーが新たなパートナーポケモンになった。
https://w.atwiki.jp/asterisk99/pages/522.html
M-Tea* vol.7 no.51 十八時の音楽浴(二)海野十三 2015.7.11 第七巻 第五一号 十八時の音楽浴(二) 『十八時の音楽浴』の作者の言葉 海野十三 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 【週刊ミルクティー*第七巻 第五一号 ダウンロードサイトへジャンプ】 (1.9MB) 100円(本体税抜93円) p.133 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ PDF 形式。Mac OS X 10.4・Acorbat Reader 5.0、Windows 7・Adobe Reader X、 SONY Reader(PRS-T2)、Nexus 7・Perfect View にて確認済み。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright is public domain in Japan, 2015. PDF マガジン 週刊ミルクティー* この書は、僕の科学小説集の第三冊目にあたる。 この前、同じ版元から『地球盗難』を刊行したが、これは意外に好評であった。この『地球盗難』はその後、三夜連続のラジオドラマとして放送され、さらに好評を博した。それでいよいよ待望の科学小説時代が来たらしいと思ったわけであったが、とたんに日中戦争が始まり、出版界は大動揺を来たした。読書界も、急に落ち着きを失い、あるいは方向転換をしたり、あるいは廃刊や出版止めがあったりして、それらのことはどっちかいうと意味なく騒ぎをひきおこし、そして拡大した。戦争前、いまこそ科学小説時代が約束されたと僕が思ったのもほんの束の間のことで、編集者の狼狽でもって、意味もなくこの約束もどこかに消し飛んでしまったというような形だった。 僕にいわせるなら、あのとき科学小説時代の約束が反古になるべきなんら本質上の理由はなかったと思う。いやむしろ本質的には、あのとき科学小説が一段と栄えてしかるべきであったと思う。(「『十八時の音楽浴』の作者の言葉」より) ※ #ref(7_51.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x xx) ※ お休みしまーす。 海野十三 うんの じゅうざ 1897-1949(明治30.12.26-昭和24.5.17) 小説家。本名、佐野昌一。徳島市生れ。早大理工学部卒。SF的色彩の濃い探偵小説や軍事小説を著す。作「深夜の市長」「地球盗難」など。 ◇参照:『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、Wikipedia(「日本語・オフライン版-2009.2.4」『iP』2009.4月号付録 DVD-ROM。 底本 十八時の音楽浴 底本:「十八時の音楽浴」早川文庫、早川書房 1976(昭和51)年1月15日発行 1990(平成2)年4月30日2刷 http //www.aozora.gr.jp/cards/000160/card865.html NDC 分類:913(日本文学 / 小説.物語) http //yozora.kazumi386.org/9/1/ndc913.html 『十八時の音楽浴』の作者の言葉 底本:「海野十三全集 別巻1 評論・ノンフィクション」三一書房 1991(平成3)年10月15日第1版第1刷発行 初出:「十八時の音楽浴」ラヂオ科学社 1939(昭和14)年5月5日第1版第1刷発行 http //www.aozora.gr.jp/cards/000160/card43665.html NDC 分類:914(日本文学/ 評論.エッセイ.随筆) http //yozora.kazumi386.org/9/1/ndc914.html 難字、求めよ 唖女 おしおんな? このとき遅し、かのとき早し 刑罰吏 けいばつり? 酸水素焔焼切り器 大厳石 だいげんせき? 屍人 しびと? 解磁弾 かいじだん? むしとりホイホイ 十八時の音楽浴 醇々 → 諄々 【諄か】じゅんじゅん 一策だ? → 一策だ! 【!か】 『十八時の音楽浴』の作者の言葉 腸《はらわた》 → 腸《はらわた》』 【』か】 以上3件。底本未確認。 スリーパーズ日記* 7/1 水曜 雨のち晴れ 富田『本の未来』総索引づくり。 7/2 木曜 7 00から。後半、アディショナルタイムに、イングランドのオウンゴールでなでしこ決勝進出。 7/4 土曜 くもり 大森「桜島の噴火」入力終了、メールの下書き。 『Newton』ピラミッド、スフィンクス、ユキヒョウ。C型肝炎、毒と薬。 7/7 火曜 晴れ 『生物進化の科学』総索引、テキストを下準備。 7/10 金曜 快晴 山形最高気温、ひさしぶりに30度オーバーか。 それでも北西からの乾いた強い海風があって、戸外は気持ちよい。 月山、葉山の残雪、影になって見えない。 『ひろば』最新号。川崎先生のおいたち記。 2015.7.11 公開予定 2015.9.25 公開 しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ: - 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/904.html
前へ 「・・・・・手配してきたって言ってたけど、どこなの?勧誘スペースは」 「もぉ軍団に割り当てられたのは学食前のペデ下。なかなかいい場所でしょ」 各学部棟から学食・生協・図書館の前を通りサークル棟の方まで真っ直ぐに伸びている学内の大通り、ペデストリアンデッキ。 そのペデストリアンデッキの下層階。通称、ペデ下(ペデした)。しかも学食前? そんな一等地、どうやって確保したのだろう。 割り当てられたって、ポッと出の団体の希望をそんな簡単に受け付けてくれるものなのか? いや確か、勧誘の場所取りは早いもの勝ちだったはずだけど。それを今になってから? いったい、どうやって・・・ この時期、メインストリートであるこのペデ下には、両側にびっしりと並ぶありとあらゆるサークルの勧誘ブースで埋め尽くされている。 新入生とおぼしき人が通るだけで勧誘員が殺到して声をかけてくるので、その喧騒のなか歩いて行くだけでも一苦労なぐらいだ そんなカオスの中を歩いていくのだが、僕らには誰も声を掛けてこない。 僕らだって新入生だというのに(ましてやこんな美人が歩いているというのに)誰も近寄ってこないのは、もちろん他ならぬこの大きな熊さん御自身のせいだ。 なるほど。もう有名人なんだな。そして、誰も積極的に関わってこようとしないところを見ると、そういう捉え方をされているんだね。 まぁ、そうじゃなくても、彼女のその姿は気安く声を掛けたりすることなんか出来ないようなビジュアルなのかもしれない。 この高身長の美人さんは、一見するとクールビューティーで何か近寄りがたい雰囲気をまとっているのだから。 かように何の色づけをしなくても、只者じゃないのが一目で分かる。 ある意味で孤高のそんな姿が十分に目立つ大きな熊さん。さすがとしか。 そんな熊井ちゃんの後についていくと、向こうから恰幅のいい学生服姿の一団が歩いてきた。 あれは、、、お、お、応援団の人たちだ・・・・ そのゴツい雰囲気に、ごったがえしている群集も道を開ける。 僕の背中に冷たいものが流れた。 よりによって応援団の人たちと遭遇してしまったのか! ま、まずいよ・・・ でも、これが入学式の日じゃなくて良かった、と心底思った。今日の熊井ちゃんは学生服ではないのだから。 このまま彼女が何もせずに黙っていてくれれば、普通にすれ違うだけのこと。そこに何の問題もあるはずがない。 だが、今ここを歩いているのはあの大熊さんなんだ。そして向こうから歩いてきたのはこの大学の応援団。 この事態に僕は一気に緊張した。 ところが、そのあとに僕が目にしたのは予想外の展開だったんだ。 応援団の人たちは熊井ちゃんの姿を認めると、やはりというか声を掛けてきたのだが、その声かけの内容は僕の予想とは全く違うものだった。 「「「チューーッス!!」」」 意味ありげな笑みを軽く浮かべた団員さんたちが熊井ちゃんに声をかけている・・・・ それに対して、満足そうに頷くと鋭い目線ながらも微笑みを返す熊井ちゃん。 たとえ誰が相手でもそんな上から目線なんだな・・・ それだけのやりとりをすると、応援団の人たちは立ち止まることもなく愉快そうに去っていく。体育会系特有のあっけらかんとしたこの感じ。 僕は唖然としてそれを見送った。 「し、知り合いなの?応援団の人たちと・・・熊井ちゃん?」 「ん? 案外いい人たちだよ、あの人たち」 な、何があったというんだ・・・ 訳が分からない。 でも、彼女のことだ。僕の知らないところで既に何かしでかしていたんだろう。怖くて聞けないけど。 いつのまにか応援団の人たちと何かひと悶着していたということか。(良かった。僕も一緒にいるときじゃなくて) でも、それが悪い結果にならないところは、さすが大きな熊さん。意外と硬派の人たちに受けがいいんだよな、この人。 在学2日目、既に応援団の人たちと顔見知りになっているというのか。 なんなんだ、この人のこの大物感は。 そりゃあ、どのサークルの勧誘員だって気軽に声なんか掛けられないわけだよ。 威風堂々と歩を進めてきた熊井ちゃんは、学食の前まで来ると迷うことなく、ある長い机に近づいていった。 どうやら、そこがもぉ軍団の区画らしい。 そして、そんな彼女のことを、隣りの長机に陣取ってるサークル(アニメーション研究会)の人たちが怯えた様子で見ている。 その様子を見て僕は瞬時に理解した。 勧誘の場所取りは早いもの勝ち。 そのため、いい場所を確保するには朝一番から準備して正門が開くと同時にダッシュで坂を駆け上がってここまで来なければいけないんだ。 そのように、厳しい競争を勝ち抜かないと場所を確保することなど出来ないのに、どうしてもぉ軍団の勧誘ブースがちゃんとここに存在しているのか。 あぁ、なるほど。 熊井ちゃんがどっかりと腰をおろしたこの長机と椅子一式、これはこのアニ研の人たちから「譲って」もらったものなんだな。 どうやってこの人たちから「譲って」もらったのか、その方法については詳しく聞かないことにするけれど。 こんな一等地の場所を確保していたぐらいだから、この隣りにいるアニ研の人たちは相当の努力をもってこの場所を押さえたのだろうに。 それなのに突然現れた唯我独尊ちゃんに、理不尽にもそれを無理矢理貸し出されることになったということか。 なんというか、うちのリーダー(自称)のせいでご迷惑をおかけして申し訳ありません。 堂々としている熊井ちゃんの横に、僕は隣りのアニ研の人たちに非常に後ろめたい気持ちを感じながら腰をおろした。 そんな肩身の狭い思いを感じつつも、ここですることについて考えてみた。 机の前に掲げられているのは「もぉ軍団」という手書きのポスター。 このポスター、高校時代から使ってるやつだ。物持ちのいい人だ。 いや、待て。本当に「もぉ軍団」という名称で活動するのか。 そもそもどういう活動をするというのだろう。 やはり机に積んであるチラシを手にとってみた。 このチラシもまた高校時代から使ってるやつ。 (学生生活の上で何か事件はありませんか。身の回りで起きたあらゆる出来事を解決します。学園・もぉ軍団) “筋さえ通りゃ気分次第でなんでもやってのける命知らずのエリート集団。” ・・・・・・ これを配るつもりなのか・・・・ 「学園・もぉ軍団」のままになってるけど。文面を直したりはしてないんだな。 細けえことはry、ってことなのかな。(新しく作るのが面倒だっただけなんだろうけど) この状況で考えることが色々とある僕に、熊井ちゃんが話しかけてきた。 「ところで、もうアルバイトは見つかった? バイト探すって言ってたけど」 「いや、まだ探してるところ。でも早く決めるよ。夏までにまとまったお金を作るつもりだからね」 「うん。ちゃんと分かってるみたいだね。軍団の資金も少し余裕が無くなってきたから、割のいいバイトを早く見つけてしっかり働いてね」 「だからさ、今回のバイトは夏休みに僕は海外へ旅に出るつもりだから、その資金を稼ごうと思ってるからで・・・ 「そうか、新しく軍団に入る人から入会金を取れば、まとまったお金が入るのを見込めるね。これからも軍団は安泰だ」 人の話しは全く聞いてくれない熊井ちゃん。 今のセリフ、彼女はまた気になる言葉を挟んでいた。 入会金って何だ? この勧誘、応じてくれる人がいたらその人から金を取るつもりなのか。 入会金なんてものを払ってまでこの軍団に入るのって、そんな価値が果たしてこの軍団にあるというのだろうか。 そもそもになるけど、もぉ軍団とか、そんな訳分からん団体の勧誘に誰が応じてくれるんだよ・・・・ と思っていたのだが、意外なことに時間が経つにつれだんだんともぉ軍団のブースには男性が集まってきたんだ。 そいつらの視線はただ一点熊井ちゃんに向けられていて。 そうか、ここに座っているこの熊井ちゃんの姿に引かれたんだな、この人たちは。 そりゃこんな美人さんが座ってるんだもん。 この場にいるってことは、当然サークルの勧誘をしているということで。 勧誘しているのが美人さんとなれば、そりゃ世の男性の興味を引きつけるというのは、これはもう当たり前のこと。 最初はこちらを様子見だった彼ら、そうして意を決して近づいて来たわけだ。当然のように、彼女の横にいる僕のことはどいつもガン無視だけど。 だが、大きな熊さんが自ら応対などなさるはずもない。 そんな動機で集まってきたこの人たちに対して、その相手をさせられるのはこの僕なわけで。そのとき僕が受ける視線の嫌な感じといったら。 入学以来受けている気がするこの視線にも大分慣れてきた僕は、入会希望の人がやって来るたびに熊井ちゃんの用意してきた紙を渡す。 その紙に書いてあるのは、 『もぉ軍団が世界に進出する意義と、それを達成するための具体的な方法についてあなたの考えを述べなさい(10,000文字程度)』 つまり、これはもぉ軍団の入会テスト。 入りたいという人に対して選抜試験を行ったりするような、そんな偉い団体だったのか、もぉ軍団は。 だがしかし、その出題された内容を見ると、みんな逃げ出してしまうのだ。一人の例外も無く。 「どうしてよ!」 どうしてって、そりゃそうだろうよ。 一言目から「もぉ軍団が世界にry」とか言われても困っちゃうだろ。 何も知らない人にとっては意味不明のうえに余りにも不気味すぎる。 そしていつしか、このもぉ軍団のブースの前から再び人の姿は消えてしまった。 「誰も近寄ってこなくなっちゃったんだけど」 なにその僕が全て悪いみたいなジトッとした視線は。 「入会のハードルが高いんじゃ・・・ 何か危険思想をもった団体ですって言ってるように受け取られそうだし。あれじゃ大抵の人は逃げだしちゃうよ」 「だから、一般人には興味ないから。ちょっとは骨のあるやつはいないのー?」 そんなことを言う熊井ちゃん。もぉ軍団、一般人はお断り、か。 ひとつ気になったんだけど、僕は自分のことを「一般人」だと認識しているんだけど、その認識はそれで間違っていないよね。 「いやそもそも、もぉ軍団っていう名前の団体を見て、積極的に興味を持ってくる人なんていないんじゃ・・・」 「えー、でもうちはこの名前が好きなの。だからもぉ軍団としてこの名前でここでも活動しようと思って。たまにはももにもここへ顔を出してもらいたいし」 「うん。そうだよね! 熊井ちゃんがそう言うなら、もちろん僕もそれでいいと思う」 熊井ちゃんが言ったその言葉、僕には嬉しかったりしたのだ。 そう、僕も実はもぉ軍団という名前に結構こだわりを感じているところまできているのだ、いつのまにか。 でも、いま彼女は最後にとても気になる言葉を言った。 ももにもここへ顔を出してもらいたい・・・ そうですね、桃子さんも来てくれることがあれば僕もとても嬉しいです(棒読み)。 ぐんだんちょーとくまいちょー。もぉ軍団の誇る最強ツートップ。この2人さえいれば世界と渡り合える。 そんな2人の活躍をここでこれからも見ることが出来るのか。 舞台が大学になっても、2人からの僕の扱いは全く変わらないんだろうな。 軍団長と自称リーダーに振り回される僕の立場というものはこれからもずっと不変なんだろう・・・ これも運命なのかもしれないな・・・・ そのとき、通りがかった女性が僕らのテーブルの前で立ち止まった。 「あれ? 熊井ちゃん?」 この声。 この甲高い声を聞くのは、久し振りだ。 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/moshimo_rishamiya/pages/235.html
215. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 01 59 50.43 0 それから練習は再開し、今日は初日ということもあって早めの終了した 今日の感想・・・ 色々緊張したけど・・・うん、やっていけそう・・・ 片づけをしながら振り返っているとママが声をかけてくれる 「梨沙子、お疲れ様。どうだった?」 優しく尋ねてくれるママに楽しかった。これからも頑張るっていうことを伝えたら 嬉しそうに笑って一緒に頑張ろうねって言ってくれた そして選手たちより少し遅れて部室に入ると 「菅谷さん、おつー!」 なんて徳永先輩がご機嫌で声をかけてくれて 「あ、どうも・・・」って軽く頭を下げると 「菅谷さん、もっとリラックスー!!ねぇ、みや?」 って横から久住先輩が割って入ってきて携帯を弄っている夏焼先輩に話を振った 「へ?」 夏焼先輩は突然の振りに驚いたように顔を上げる 「もう、みや携帯弄り過ぎー!」 「そんなことないって」 なんて言いながら携帯をカバンにしまって何か慌てた様子の夏焼先輩 218. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 03 18 06.61 0 「もしかして、もしかして〜」 千奈美はうちを肘でつつきからかうように笑ってる 「違うよバカ!」 なんて言いながら千奈美の頭をポカっと殴ると部室に笑いが起こった 「いったぁ〜。酷いよみや!」 「ちぃが変なこと言うからでしょ!」 「はいはい。もうおしまい」 2人の小学生のような言い合いを宥めるように割って入った茉麻に促され うちはしょうがなく千奈美から離れるとふてくされたように頬を膨らませた 「なんか2人共子供みたいですね」 そう言ってクスクス笑ってる梨沙子を見てなんだかすごく恥ずかしくて 「梨沙子のほうが子供じゃん!」なんて言い返したけどきっと今のうちすごい顔赤い… 219. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 03 28 27.27 0 「あー騒いだらお腹空いちゃた!ねぇ、早く終わったしマック行かない?」 「はーい!小春行く行く!」 徳永先輩の提案に久住先輩がすぐさま賛成する その後も何人かが同意するように手を挙げ始める あたしはどうしよう・・・みんな行くなら・・・って悩んでいると 「みや行かないの?」 「あーうーん、うちは・・・ごめん、パス」 「なんだよー!せっかくみんな乗り気なのにー」 ぶぅぶぅ膨れる徳永先輩に次は行くからと夏焼先輩が両手を合わせる 夏焼先輩・・・来ないんだ・・・ 220. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 03 44 23.25 0 「うちもパス」 汗を拭いながら入ってきた背の高い先輩 熊井…さん?だっけ? 「え!?熊井ちゃんも!?」 「うん。もう少し練習してく」 熊井先輩はそう言うとボールを持ちまた体育館へと戻っていった 「熊井ちゃん頑張るね〜」 「うん。でも熊井ちゃんのプレーはチームというより個人で突っ走っちゃってるからね…。もう少しチームに合わせて動いてくれるといいんだけど…」 夏焼先輩は困ったように笑うと鞄を持ち部室のドアノブに手をかけた 「じゃあ、うち帰るね」 「えー!」 「えー!じゃない。用事あるの!じゃあ、また明日ね」 221. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 03 51 42.87 0 夏焼先輩が部室から出て言った途端、 明らかにどよよんとする徳永・久住両先輩方 「みや来ないなんてつまんなーい!」 「どうせ用事ってあれでしょ?」 あれ・・・って? 「まぁまぁ今日は大目に見てあげよう? さあ梨沙子の歓迎会も兼ねて行きますか?」 ママがマネージャーらしく二人をまとめて促す あたしはこの中だとママ以外とはあまり話したことがないから 自ずとママについていく形で参加することになった 227. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 11 07 22.01 0 ここのマックは元々バスケ部のたまり場だったみたいで、 みんな手慣れた感じでテーブルをくっつけて座っていく あたしはどうしようと悩んだ結果やっぱりママの隣に座った 「菅谷ちゃんっておとなしいんだね」 適当に相槌打ちながらみんなの話を聞いていると、 ガンガンしゃべってた久住先輩が突然名指しでそんなことを言ってきた みんなの視線が一斉にあたしに集まる ちょっとびっくりして言葉に詰まっていると、ママが「この子人見知りだから」ってフォローしてくれた 「慣れちゃえばおとなしくないし、バスケに関しては堂々としたもんだよ」 ママは少しからかうようにあたしの頭をポンポン叩く 「へーそうなんだあ」 「みやにはすでに容赦ないもんね。みやに最初に言った言葉なんだっけ?」 「えっと・・・『へたくそ』?」 「ぷっ!!!」 「次に会った時に言ったのは?」 「えーっと、確か・・・『ガタガタだね』って」 「ぶはっ!!!!」 228. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 11 12 12.01 0 何それウケる!!さいこー!! となぜか大爆笑する久住先輩と徳永先輩 うちもみやに言ってみたい!いつか言ってやるー!なんて二人で叫んでいて 「うるさい!」ってママに叩かれていた ・・・なんでこんなにウケてるんだろう?って不思議に思っていると 「あんまみやにそういうこと言う人いないんだよ、部員では」とママが教えてくれた (部員では・・・?) その言葉がちょっと気になったけど、なんとなく聞ける雰囲気ではなくて 仕方なく目の前のポテトを食べた 241. 名無し募集中。。。 2009/09/25(金) 19 58 07.46 0 みんなの話す会話を聞くのが精一杯で何も話せないでいるあたしの肩を ママが優しく叩いた 「梨沙子、無理してない?」 ママの優しい声が耳元で聞こえる みんなに聞こえないようにとワザと耳元で囁くようにそう聞いてくれた 「そんなことないですよ」 そう精一杯のウソをついたのにママには見透かされてて 「うちらそろそろ帰るよ」 そう言って戸惑いを隠せないあたしの腕とバッグを取りマックを出た 「え、ちょっ…いいんですか?」 「はい」 ママはあたしにバッグを渡すとトンっと優しく肩を押した 「うちは妹迎えに行かなきゃいけないから送ってあげられないけど一人で帰れるよね?」 「はい。でも…本当にいいんですか?」 「みやがいないとつまんないって顔してるんだもん梨沙子」 「そ、そんなことないです!逆に清々するし…」 そんな言葉もきっとママにウソだって見透かされてた… 「まあ…今度は帰りたいときはちゃんと帰りたいって自分で言うんだよ」 「はい…」 「じゃあ、また明日ね梨沙子」 ママはあたしに手を振りながら走って行ってしまった 275. 名無し募集中。。。 2009/09/26(土) 22 42 47.66 0 ママと別れてから家路へ向かうため駅前の通りで一人で歩いた 「夏焼先輩の用事ってなんだったんだろ…」 部員のみんなが言ってた夏焼先輩の「あれ」という名の用事 それが胸につかっかってすごく気になった ぼーっとそんなことを考えながら歩いていると後ろから誰かに呼ばれた 「梨沙子ちゃん?」 振り返るとすらっとした体系と大きな身長 顔を見るのにあたしは少し見上げた 「熊井先輩」 「一人?みんなは?」 「あ、あたし一人だけ帰ってきちゃって…」 その大きな身長と力強い瞳にあたしはついつい目を逸らし俯いた 失礼だとはわかっていてもその威圧感は恐怖へと変わっていた… 278. 名無し募集中。。。 2009/09/26(土) 23 53 13.78 0 「そうなんだ。じゃあ送る」 そうぶっきら棒に言った熊井先輩はあたしの手を取りさっさと歩き始めた 熊井先輩の長い足は一歩も大きくてあたしはそれについていくのに小走りになる 「いたっ…」 小走りしたせいで足がもつれ大きく転んだ コンクリートの冷たい感覚が手の平に伝わり転んだあたしを見てクスクス笑ってるみんなの声が聞こえ 痛みと恥ずかしさで涙が溢れそうになった… もうやだ… せっかくまた大好きなバスケに関われるのに初日は上手く行かなくて ママにも気をつかわせて…なにより夏焼先輩の笑顔がそこにないのが切なくて… 気づくと頬を伝った涙が冷たいコンクリートを濡らしていた 279. 名無し募集中。。。 2009/09/27(日) 00 00 04.76 0 「ごめん!大丈夫!?」 熊井先輩は慌てた様子であたしを抱き上げると膝についた小石や 制服についた汚れを払ってくれた そして涙で濡れた頬をハンカチで優しく拭ってくれた熊井先輩 その顔は本当に心配した様子で申し訳なさそうに眉が下がっていた 「ごめん…。ちゃんとゆっくり歩くから…」 熊井先輩はまたあたしの手を優しく握ると今度は小さな歩幅で一歩ずつゆっくりと歩いてくれた 何だかよくわからないけど本当は熊井先輩恐い人じゃないんじゃないかなって思えて ついつい夏焼先輩のあの聞きたかった話題を話し始めてしまった 280. 名無し募集中。。。 2009/09/27(日) 00 36 28.50 0 「先輩たちが言ってたんですけど・・・」 「ん?」 「あの、夏焼先輩、今日みんなでマック行くって言った時用事あるって じゃあみんながどうせ「あれ」でしょ?って」 「あれ?」 「はい・・・あれってなにかな?ってずっと思ってて・・・」 こんなこと熊井先輩に聞くのはどうかと思ったけど止まらなかった 「夏焼先輩のあれ・・・うちはどれを指してるのかよくわかんないけど・・・ どうせ先輩たちが面白おかしく言ってるんじゃないの?」 「はぁ・・・」 熊井先輩はわかんないのか・・・ちょっと残念でため息をつく 「・・・気になるの?」 「え?」 「夏焼先輩のこと」 「そ、そういうわけじゃなくて・・・ただこの部活で一番最初に話した人ってだけで」 なんだか図星をつかれたような気がして慌てて否定する 「ふーん?・・・まぁ、いい人だよ、あの人は・・・いい人すぎるくらい・・・」 「いい人・・・」 「うち、あの人だけは尊敬してるし」 熊井先輩は真っ直ぐ前を向きながらもそう口にした 293. 名無し募集中。。。 2009/09/27(日) 02 58 48.18 0 「そうなんですか・・・」 「うん・・・あの人は強いよ 辛い顔一つ見せないし・・・あの時も」 熊井先輩が最後に小さくいった言葉に反応する (あの時・・・?) 「あの・・・「梨沙子ちゃん、家どっちの方向?」 あたしが聞こうとした瞬間熊井先輩の言葉とかぶってしまう 「えっと・・・あの・・・この辺でもう大丈夫です」 「危ないし送っていくよ」 「ホント大丈夫です!ちょっと寄りたいところもあるし・・・ ありがとうございます、こんなところまで」 あたしがお礼を言うと熊井先輩は「わかった、気をつけて」と言ってそこで別れた